2014年4月24日木曜日

OD-1 copy

若いときに買っておけばよかった… と、ちょっと、かなり思う

BOSS OD-1     BOSS の最初の over drive

1977年10月に発売、85年7月販売終了だそうな 海外向けには80年代終わり頃まで生産されてたとか
発売当時の定価は8,500円 その後に9,000円変更 使われている部品とかの変更が何回かされているのだそうだ

販売されていたまさにその時期、学生やっててケイオンにいたけど、当時はそないに評価が高くてニンキのあるモノでもなかった
フュージョンまっさかり、ヘビメタ全盛の時代だったから歪みモノは必須アイテムだったけど、OD-1はあんまり歪まない
雑誌の記事やなんかでも、そう大きく評価されていたものでもなかったし、伝え聞くところによれば メーカーであるBOSSの社員さんの中でも「こんなもん、うれへんわぁ」という空気があったとか
むしろちょっとあとに発売されたDS-1とか、OD-1 の改良版的に出てきたSD-1の方が人気あって使ってる人が身近にもたくさんいた

それがどうよ!

販売終了数年後に OD-1 の評価がババあがり モノによっては なんと2014年の今、ビンテージとしてもてはやされ、プレミア価格つきまくり
中古価格で 30000円 をこえる値段がついておる!!!!!
あのとき、買っておけば… 売らずに持っておくだけでなんだかトクした気分になれて自慢できたのに…
世の中って何が起こるかわからない

april 2014

さて、そーゆー状況の21世紀。
プレミア価格バリバリで評価ババあがりの OD-1 ってどんな音だったのかしら、と興味がわいてしまう 3万円も払う気はないけど。

時代はすすみました。
おんなじようなことを考える人は世の中にはいて、さらにごっついスキル持ってる人が中にはおられるわけです。現物を手に入れて、中の部品を調べた方がおられます。 回路図という 専門的 なものを作って公開してくださってました。みつけてながめてみましたけど、何がなんやらさっぱりわかりません…。


あまりにもわからなかったので、ついうっかりと手書きで写してしまいました。

禁断の世界の第一歩…。
当時つかわれていた部品は今では生産されていなくて手に入らないものが多いのだそうです。

今売っているモノの中で、コレが代わりに使えるよ、って紹介してくださってる人までおられるじゃぁありませんか

      神サイトです  松美庵さん http://www.matsumin.net/

現行品に置き換えて書いてくださった回路図ながめてみました。
でもやっぱり何が何やらわかりません。

またついうっかりと書き写してしまいました。

部品それぞれがどう働いて音が変化するのかはさっぱりわからないのだけれど、手書きでたどるという地道な努力というものはえらいもので、何と何がどういう順番でつながっているのか、ということはだいたいのところは把握できた気になってしまいました。

実際の部品を並べてつなぐとなると、素人的には回路図とまったく様子が変わる。こんなふうにつなげばいいよ ってのも公開してくださってましたものですから…
あぁ、こうなるとやってみたくなるのがオノコのサガです。


ついうっかりと、パーツ屋さんに通販で部品を注文してしまいましたらば、
「やめとけ」とも言わずに、きわめて律儀に届けていただいてしまいました。

とうとうこうゆう世界に踏み込んでしまった。もうあとにはもどれません。
なぜなら部品がわさわさあってゴミにするのはあまりにも口惜しい。

カレー作ろうとしてタマネギ買ったけど、気が変わったからシチューにしたとかって
タマネギなら他に使えますが、こうゆう部品はどないもなりそうにない。



これでも部品が少なくて簡単な部類なのだそうです…。



とりあえずつなげた。
できた  ハズ…。

電池とギターとアンプ、つないでみました。



うんともすんともいいまっせんんんんんんん-------

やっちまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ







詳細に見直してみましたらば、つなぎ忘れの一箇所みつけました。
手書きで写したおかげで比較的ラクに部品のつながりをたどることができたのだと思います。
一見ムダに思えるものであっても、地道な努力とゆうのは裏切らない、人生の教訓を得た思いがします。

発見したとこつないでみましたらば、



音出た…

めちゃ感動…







机の上のモニターようの小さなアンプで鳴らしただけだし、OD-1のホンモンがないのでくらべられないけど、おそらくコレがOD-1の音(に少なくとも近いハズ)
数々の苦労もこめられた音ということもあるからよけいだろうけど、

ごっつうええカンジ


というわけで、音が出ました 2014年04月24日、わたしの音出た記念日。

次は ハコ 入れ物にいれないとあまりにも使いにくく、持ち運ぶにも不便で  実用になるとは思えない…。



入れ物をつくるべく、どうやっておられるのだろうとあれこれ調べている

きょうわかったこと

先に入れ物を決めておいて、そこに入るように回路の大きさを考える

                               なにごとも経験だ…

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